
Diageo CEO Walsh Hands Over to Menezes After 13 Years at Top(ブルームバーグ)
Paul Walsh to step down as Diageo chief executive(スコッツマン)
http://www.scotsman.com/business/food-drink-and-agriculture/paul-walsh-to-step-down-as-diageo-chief-executive-1-2921681
ウォルシュCEOは1982年、同社の前身であるグランドメトロポリタンに入社。1986年にファイナンスディレクター(財務責任者)となり、ギネスとの合併によってディアジオが発足した後の2000年、CEOに就任した。同職在任中は2001年にペルノリカール(仏)と共同でシーグラム(カナダ)酒造部門を買収する実績を挙げた一方、テキーラ・カテゴリーで世界首位のシェアを持つ「ホセクエルボ」(メキシコ)については、創業家との買収交渉が決裂に終わるということもあった。なおウォルシュCEOは昨秋、総額1270万ポンド(約20億円)に上る同社株式を売却したが、現時点でも1500万ポンド(約23億円)相当の株式を保有しているという。
昇進が決まったメネセスCOOは北米等の責任者を務めた後、昨年3月、COOに就任。カシャーサ「イピオカ」(ブラジル)や白酒「水井坊」(スイジンファン、中国)といったローカル・ブランドをポートフォリオに収めるにあたり、中心的役割を果たした。投資家、メディアの間では、就任直後からウォルシュCEOの後継になるのではないかと目されていた。
メネセスCOOはブルームバーグの電話インタビューに「会社を形づくったポールのそばで仕事ができたことは、私にとって幸運だった。我々の戦略はクリアで、決して複雑ではない。既存の戦略を継続していく」とコメントした。毎年6%ずつの売上拡大という現在掲げている目標を達成することが、新CEOの当面の仕事になりそうだ。
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昇進が決まったメネセスCOOは北米等の責任者を務めた後、昨年3月、COOに就任。カシャーサ「イピオカ」(ブラジル)や白酒「水井坊」(スイジンファン、中国)といったローカル・ブランドをポートフォリオに収めるにあたり、中心的役割を果たした。投資家、メディアの間では、就任直後からウォルシュCEOの後継になるのではないかと目されていた。
メネセスCOOはブルームバーグの電話インタビューに「会社を形づくったポールのそばで仕事ができたことは、私にとって幸運だった。我々の戦略はクリアで、決して複雑ではない。既存の戦略を継続していく」とコメントした。毎年6%ずつの売上拡大という現在掲げている目標を達成することが、新CEOの当面の仕事になりそうだ。
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