若年層の愛飲家が増えたことが特に目立っており、18〜24歳の消費者人口は09年調査で9万1000人だったが、13年調査では17万5000人とほぼ倍増している。さらに、その上の年代である25歳〜34歳の消費者人口も12万6000人(09年)から20万5000人(13年)に増加。なお、最新調査でジンを日常的に飲む人は男性=46万4000人に対して女性=48万3000人と女性の方が多い結果となっているが、これはサンプル数の男女比が4:6であるためで、ロイモーガンは実際の愛飲家は男女ほぼ同数であると見ているという。
ロイモーガンのアンジェラ・スミス消費者向け製品グループアカウントディレクターは「最近シドニーにできた『ジン・ガーデン』やメルボルンで永年営業している『ジン・パレス』(ジンをメインとした飲食店)が今回の結果に寄与していることは疑いない。また、ジンの小規模蒸留所がオーストラリアにできていることが消費者の関心を集めている」と分析している。
GIN CONSUMPTION SOARS IN AUSTRALIA(スピリッツビジネス)
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