LDCはダレン・ルーク氏が創設したベンチャー企業で、ロンドンに蒸溜所がつくられるのはおよそ100年振りとなる。
このほど英酒類ニュースサイトのハーパーズが、同社の資金調達について報じている。
Envestors helps raise capital to produce London single malt(ハーパーズ)
LDCが資金調達に用いたのが、Envestorsというサイト。
オンライン上でビジネスを提案し出資者を募る、というもので、LDCは25万8千ポンド(約3200万円)の資金を集めることに成功した。
当サイトでは4月に「3月に出資募集が締め切られ」た、と報じたが、今回ハーパーズが報じている件と同一かは不明。
しかし、ハーパーズでは小売店、バーやスマートフォン向けサイトでの販売など、流通網の構築にまで踏み込んだ報道をしていることから、新たな投資家を獲得した可能性もある。
ルーク代表は「オンライン上の投資家たちは、成長の早いこのビジネスの初期段階において、答えを出してくれた」とコメントしている。
こうしたクラウドファンディングについては読者の方々には様々な意見があると思うが、同様の動きは今後、小規模の蒸溜所において続くものと思われる。
その中でどのような蒸溜所が生き残っていくか、注視したい。
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