
The Macallan Appoints New Master of Wood(ウイスキーマガジン)
マクファーソン氏は1979年、マッカランと同じくエドリントングループに属する樽製作企業、クライドクーパレージに入社。2001年にはマネージャーとなった。現在、製造担当16名、修理などのサービス担当7名の職人と、3名の見習いを率いている。
マクファーソン氏によれば、ウイスキーが持つアロマ、フレーバーの6割は樽によって決まるといい、マスターオブウッドとして今後、マッカランが使用するオーク材についての情報提供や助言を行なっていく。また、マッカランのブランド養成プログラムにおいても、木材の視点から関わっていくという。
エドリントングループのケン・グリアー・モルト担当ディレクターは「スチュアートという素晴らしいメンバーが、マッカランのチームに加わった。マスターオブウッドの役職は、マッカランの核心である高いクオリティを維持する点において、不可欠なものだ」とマクファーソン氏の就任を歓迎する。
またマクファーソン氏本人は「1979年に樽職人として働き始めてから、これは究極の仕事かもしれないと感じてきた。そして私が木や樽で得てきた実践的な経験を用いて、事が前に進むようにアシストするという時が来た。マッカランのマスターオブウッドになるということは、私にとって自然な事の運びなのだと思う」とコメントした。
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