国内酒造大手のサントリーホールディングスは13日、米酒造ビームとの間で行っていた買収交渉が妥結したと発表した。発行済み株式を1株あたり83.5ドルで取得し、買収総額は160億ドル(約1兆6550億円)。
今回の買収交渉は2012年12月、複数メディアが報じたことにより明らかになっていた。直後に、サントリーは子会社であるサントリー食品インターナショナルの株式公開を決定し売却益をビーム買収に充てるのではないかと見られていたが、手元資金のほかに三菱東京UFJ銀行からの借入も利用し、株式取得を進めるという。また、当初は酒造最大手のディアジオ(英)とともにビームを買収し、ビーム保有のブランドを分け合うのではないかとの見方もあったが、結果的にサントリー単独での買収となった。
すでに両社は業務提携を結んでいるため、サントリーの日本国内での販売ブランドに大きな変化が起こるわけではない。だが、バーボン・ウイスキー「ジムビーム」「メーカーズマーク」、スコッチシングルモルト「ラフロイグ」などビームが保有するブランドは、サントリーの傘下に入る。また、同じくビームのポートフォリオに含まれるテキーラ「サウザ」はカテゴリー内世界2位の販売量で、同「ホセクエルボ」買収が頓挫したディアジオもブランド取得を目論んでいると見られていた。今回の買収劇は、世界のスピリッツ産業の勢力図に新たな変化を生み出すかもしれない。
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サントリー プレスリリース(両社代表のコメントあり)
サントリー、オーストラリアでのズブロッカ販売権を取得(スピリッツビジネス)
2014年1月14日火曜日
2014年1月7日火曜日
サントリー、オーストラリアでのズブロッカ販売権を取得(スピリッツビジネス)
ズブロッカは複式蒸留したライ・ベースのウオトカに、ポーランドの「ビアウォヴィエジャの森」で採取されるバイソングラスを漬け込んだもの。元々、セントラル・ヨーロピアン・ディストリビューション(CEDC)という多国籍企業が保有していたブランドだが、昨年6月にCEDCはロシアンスタンダードグループの傘下に入っている。
ロシアンスタンダードのトレント・ラセル・ディレクター(オーストラリア・ニュージーランド担当)は「既にロシアンスタンダードウオトカと良好な関係にあるサントリーに販売権が移ることを、エキサイトした気持ちで受け止めている」とコメントした。
なお、ズブロッカの日本での代理店は、既にサントリーが務めている。
ZUBROWKA TRANSFERS OZ DISTRIBUTION TO SUNTORY(スピリッツビジネス)
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サントリー、インド酒造企業に資本参加か?――同国紙が報道(ビジネススタンダード)
2014年1月5日日曜日
スコッチ・ウイスキーの輸出額、過去10年で87%増――政府発表(ドリンクスビジネス)
スコッチ・ウイスキーの輸出額が過去10年間で87%増加していることが、判った。スコットランド政府が英国歳入税関庁の統計を基に分析し、発表したもの。
2002年の輸出額は23億ポンド(約4300億円)だったが、2012年には43億ポンド(約5400億円)まで増加した(※)。また、数量ベースでは32%増加している。
スコットランド政府のリチャード・ロッホヘッド飲食品相は「スコッチ・ウイスキーがスコットランドを最も象徴する商品であり、また今回の結果は巨大な世界的需要があることを立証している」とコメントした。
スコッチ・ウイスキーの輸出先は173ヶ国に上り、元記事によるとパプアニューギニアやバチカン市国もそのなかに入っているという。
※カッコ内は当時レートでの換算のため、日本円にすると伸び率は87%とならない。
Scotch Whisky exports from UK rise by 87%(ドリンクスビジネス)
2002年の輸出額は23億ポンド(約4300億円)だったが、2012年には43億ポンド(約5400億円)まで増加した(※)。また、数量ベースでは32%増加している。
スコットランド政府のリチャード・ロッホヘッド飲食品相は「スコッチ・ウイスキーがスコットランドを最も象徴する商品であり、また今回の結果は巨大な世界的需要があることを立証している」とコメントした。
スコッチ・ウイスキーの輸出先は173ヶ国に上り、元記事によるとパプアニューギニアやバチカン市国もそのなかに入っているという。
※カッコ内は当時レートでの換算のため、日本円にすると伸び率は87%とならない。
Scotch Whisky exports from UK rise by 87%(ドリンクスビジネス)
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スコットランド政府、ダラスドゥー蒸留所の再稼働を検討(スコッツマン)
2014年1月4日土曜日
ディアジオ、米国の販社に対し公訴へ――ウオトカの意匠権侵害を主張(スピリッツビジネス)
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| ケテルワン(左)とダッチクラフト (右)(クリックすると拡大) |
ケテルワンはオランダで生産されるウオトカ。プレミアムブランドのポートフォリオ拡充を進めていたディアジオが、2012年にノレットグループ(Nolet Group、オランダ)から50%の株式を取得している。一方、アルカディアのオフィシャルサイトによるとダッチクラフトもオランダから輸入し、年間5万ケース(1ケース=9リットル)を出荷しているという。
北米ディアジオのガイ・L・スミス上席副社長は、次のようにコメントした。
「ケテルワンは確立されたブランドであり、アルカディアはこれを模倣したパッケージ、ラベルで消費者を故意に混乱させている。法的措置は正当なものであり、人をだますような商いから(ケテルワンの)ボトルとラベルを守る」
元記事では係争地が明記されていないが、北米ディアジオが前面に出、また被告の所在国から、米国にて訴えを起こすものと見られる。
DIAGEO SUES DUTCHCRAFT VODKA OVER “IMITATION”(スピリッツビジネス)
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2014年1月3日金曜日
スコッチ・ウイスキー協会、新会長にフロスト氏――元外交官(ハーパーズ)
スコッチ・ウイスキー協会(SWA)は昨年12月29日、新会長にデーヴィッド・フロスト氏(写真)が就任すると発表した。フロスト新会長は連合王国の元外交官で、2006〜08年に駐デンマーク英国大使、08〜10年に外務・コモンウェルス省ディレクターを歴任。13年、商務・イノベーション・職能省の外交通商関係ディレクターへの出向を最後に退官している。
ギャビン・ヒューイット前会長は退任する。10年に亘る会長職を振り返り、ヒューイット氏はSWAのオフィシャルサイト上で次のように振り返った。
「ハイライトは09年のスコッチ・ウイスキー法改正。時代の転換点とも言える出来事だったが、改正までの6年間は南北(イングランド・スコットランド)の国境を奔走しなければならないほど激務だった。(改正により)消費者にとってシングルモルト、ブレンデッドモルト、ブレンデッドスコッチの区別が明確になった」
なお、会長交代と同時に他の役員人事も発表され、キャンベル・エヴァンズが国際担当ディレクターに異動(前職=行政担当ディレクター)、エヴァンズ・ディレクターの後任にデーヴィッド・ウィリアムソン前国際担当ディレクター代理が就任する。またピート・ウィルキンソン前国際担当ディレクターは、22年間務めたSWAから退く。
Top diplomat takes over as chief executive at Scotch Whisky Association(ハーパーズ)http://www.harpers.co.uk/news/scotch-whisky-association-appoints-new-chief-executive/353177.article
ギャビン・ヒューイット前会長コメント(SWAオフィシャルサイト/英文)
http://www.scotch-whisky.org.uk/news-publications/blog/gavin-hewitts-10-years-at-the-swa/
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SWA、2012年のスコッチ・ウイスキー輸出統計を発表――数量ベースで5%減(BBC)
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「ハイライトは09年のスコッチ・ウイスキー法改正。時代の転換点とも言える出来事だったが、改正までの6年間は南北(イングランド・スコットランド)の国境を奔走しなければならないほど激務だった。(改正により)消費者にとってシングルモルト、ブレンデッドモルト、ブレンデッドスコッチの区別が明確になった」
なお、会長交代と同時に他の役員人事も発表され、キャンベル・エヴァンズが国際担当ディレクターに異動(前職=行政担当ディレクター)、エヴァンズ・ディレクターの後任にデーヴィッド・ウィリアムソン前国際担当ディレクター代理が就任する。またピート・ウィルキンソン前国際担当ディレクターは、22年間務めたSWAから退く。
Top diplomat takes over as chief executive at Scotch Whisky Association(ハーパーズ)http://www.harpers.co.uk/news/scotch-whisky-association-appoints-new-chief-executive/353177.article
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2014年1月1日水曜日
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2013年12月16日月曜日
ハワイで芋焼酎の生産がスタート――鹿児島で修行した日本人がつくる「波花」(ホノルルマガジン他)
近年のクールジャパン政策では、「國酒プロジェクト」として日本酒・焼酎の海外輸出が進められている。一方、日本を飛び出し、あるいは日本人以外の人が、海外で日本酒・焼酎をつくる動きもある。
米・ハワイ州ハレイワで芋焼酎「波花」をつくる平田憲氏もその1人だ。ハワイの温暖な気候とそこでつくられるサツマイモで焼酎がつくれるのではないかと着目し、万膳酒造(鹿児島)で3年間修行。そこで学んだ生産プロセスを元に、ハワイ産のサツマイモを使い日本の伝統的製法で発酵、蒸留する。また、6ヶ月の熟成期間を経た後に、ボトリングを行うという。
元記事のホノルルマガジンによると、米国内に焼酎生産者は2つしかなく、平田氏はその1人だ。現在は、ボトルにして年間5000本の生産能力で、同じオアフ島内の「モアナサーフライダー」や「ハイアット・ワイキキ」といったホテルにも卸している。将来的にはサツマイモだけでなく、ほかのハワイ産果物・穀物を原料にした焼酎の蒸留も目指す。
Hawaiian Shochu Co.: In Haleiwa, Making Shochu out of Sweet Potatoes(ホノルルマガジン) ハワイの空の下、夫婦で造り上げた珠玉の芋焼酎「波花」(ハワイの歩き方)
米・ハワイ州ハレイワで芋焼酎「波花」をつくる平田憲氏もその1人だ。ハワイの温暖な気候とそこでつくられるサツマイモで焼酎がつくれるのではないかと着目し、万膳酒造(鹿児島)で3年間修行。そこで学んだ生産プロセスを元に、ハワイ産のサツマイモを使い日本の伝統的製法で発酵、蒸留する。また、6ヶ月の熟成期間を経た後に、ボトリングを行うという。
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