
Maker’s Mark Reverses Decision to Water Down Whiskey(タイム)
http://newsfeed.time.com/2013/02/17/makers-mark-reverses-decision-to-water-down-whiskey/
声明は「You spoke. We listened.(あなたは話してくれた。我々は[それを]聞いた)」というタイトルが振られ、ビル・サミュエルズ・ジュニア代表とロブ・サミュエルズCOOの連名で発表した。以下、声明を訳す(誤訳やニュアンスの取り違えもあるかと思います。都度、ご指摘賜ればと存じます)。
我々が、メーカーズマークが供給上の制約によりアルコール度数を引き下げるということを決断し、これを発表してから、アンバサダーやファンから多数の質問を頂戴した。我々は、皆様のメーカーズマークに対する強い情熱と反応を、謙虚に受け止める。この間、何をすることが正しいことなのかと考えた。メーカーズ・マークは皆様のブランドであり、皆様の大多数は決断を変更するよう仰った。
You spoke. We listened.そして、我々は皆様を失望させたことに対し、心からお詫び申し上げる。
我々は、ただちに決断を覆し、45%(90プルーフ)のアルコール度数で生産を続けることにした。最初から、そうしていたように。
(近年の)予想できないほどのドラマチックな成長は、メーカーズマークにとって良い課題だ。(中略) 蒸留所の生産能力を拡大し、ベストを尽くすことを我々はお約束する。
皆様の(メーカーズマークに対する)信頼、ロイヤリティ、そして情熱はかけがえのないものだ。我々は、それを見失わないようにしなければならない。メーカーズマークをつくるとはいかなることかを、我々に思い出させてくれた皆様の思いに感謝する。
我々は(ビル氏の)父であり(ロブ氏の)祖父である、ビル・サミュエルズ・シニアなどの祖先が行なっていた、手づくりのバーボンという原点に立ち戻りたい。同じ製法、同じ工程、同じ商品で。
(中略)そして、皆様がどう思っているのか、ときに蒸留所にお越しになって我々に教えてほしい。それは我々にとってたくさんのものを授けてくれると思うから。アルコール度数引き下げの通達の中で、メーカーズマークは「商品テストを行ない、味覚に変化はないことを確認している」と説明していたが、世論は懐疑的な見方を示していた。元記事のタイムが引き下げ報道時、アルバ・ウェルタ氏というバー・マネージャーに取材したところ「アルコール度数はカクテルをつくる上でも重要な要素。低い度数では明らかに違うものが出来るはずだ」という回答を受けている。
また同じく元記事によれば、米国内で「度数を引き下げるより、価格を上げるのが先では」という意見があったといい、本サイトの記事掲載でも同様の意見が起こっていた。しかしビル・サミュエルズ・ジュニア社長は、これを否定し、以下のようにコメントしている。
「35年の経営者生活の中で、需給の問題は何度もあった。20回以上あったと思う。しかし、価格設定によっ(て打開しようとし)たことは一度もない。私は既に引退しているが、ある文化が(メーカーズマークの中に)生き続けている。それは『顧客に粗相をしてはならない』という文化だ」
<関連記事>
メーカーズマーク(今回の声明の記載あり)
バーボン「メーカーズマーク」、需要過多でアルコール度数引き下げへ(CNN)
藤麻様
返信削除ブログを拝読しております。
英語の記事を「題だけ」翻訳して質問し合えるダイダケ(http://www.daidake.com)というユーザー投稿型ニュースサイトを経営している梅原と申します。
今回は、藤麻様が出典されている英語の記事をダイダケのユーザーにも紹介してもらいたいと思い、連絡させていただきました。(偶然にもこのMakers Markの件に関しては、他のユーザーが既に投稿しておりますが。)
機会があれば、ダイダケに記事を投稿いただけないでしょうか?以下リンクのように、記事には投稿者のプロフィール(ホームページやTwitter等へのリンク付き)を添付することができるので、ブログのアクセスアップにつながります。
http://www.daidake.com/links/438-researchers-make-dna-data-storage-a-reality-every-film-and-tv-program-ever-created-in-a-teacup
ご質問等ありましたら、いつでもご連絡ください。
よろしくお願いします。
梅原一造
ichizo@daidake.com