単体の売上高は17億ユーロ(約1,800億円)で、前年同期比5%増。
連結では63億ユーロ(約6,700億円)の売上で、こちらも前年同期比で7%伸びている。
PERNOD RICARD SEES EMERGING MARKET GROWTH(ドリンクス・ビジネス)
成長に寄与しているのは、やはり新興国の売上のようだ。
コニャック「マーテル」は、アジア、アフリカ、中東地域で15%の伸びを見せており、また、(元記事では触れていないが)グループ全体の売上でも「アジア・その他地域」は前年同期比(連結)16%増となっている。
ただし、ヨーロッパでは景気停滞による在庫調整、また、中国を中心としたアジア圏では旧正月商戦の割引販売の影響もあるとされ、必ずしも同社にとって満足できる業績ではなかったようだ。
ジル・ボガール財務担当取締役(写真)は、この点につき「ワイン・スピリッツ関連で発生した負債の借り換えが、最終段階を迎えたことを意味する」とコメントしている。
今回の決算発表に関するプレゼンテーション資料は、こちら。
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