アデルフィ蒸溜所、再開発後のイメージ 図 |
一部に拙速な工業化を懸念する声があったため、議員団がグレンベッグ村に存在する同蒸留所を視察したが、今回採用された自前の水力・火力エネルギーは環境面でも持続可能なシステムと判断されたようだ。
New Ardnamurchan whisky distillery approved despite environmental warning(スコッツマン)
同蒸溜所は1826年、チャールズ・グレイ、デイビッド・グレイの兄弟によって設立。
以後、所有者が転々としたが、現在はキース・ファルコナー氏が会長を務め、ウイスキーライターのチャールズ・マクリーン氏が商品プロデュースに加わっている。
ファルコナー会長は今回の決定に「(アデルフィ蒸留所が存在する)アルドナマッカン半島の名を世界のマーケットに広めたい」とコメントした。
今回の再開発により、ビジターセンターも設けられるという。
水力はまだしも、火力エネルギーが環境的な影響が少ないという点に疑問を持たれる方もいるかもしれない。
筆者は、他のメディアから発信された同じ内容のニュースも確認したが、明確な理由を述べているものはなかった。
(ただ、少数ながら雇用を創出する点も議員団に評価されているようだ)
もっとも、対環境面での何らかのエビデンスが存在した上での決定だと信じたいし、その続報を待ちたい。
スコットランドのキャディー、蒸留所を創設する(スコッツマン)
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