セラレスの旗艦ブランド 「DonQ」 |
そのひとつが、ラムの「セラレス」(米プエルトリコ自治区)だ。
同社は廃水を投棄せず再処理することにより有機ガスを生成、このガスはボイラーに用いられ、これまで使用していた燃料の年間50%を賄っているという。
Making Rum Production More Sustainable(トリプルパンディット)
セラレスはカリブ地域最大規模のラム蒸溜所で、年間1500万プルーフガロン(度数50%のアルコールが約5700万リットル)の生産能力を持つ。
水の再処理システムを導入するのに、10年の歳月と1600万ドル(約13億円)のコストを費やした。
「これは究極のローカルプロダクション(現地生産)である。システムを導入した結果、資源利用を70%削減し、再処理した水も灌漑用水と同じグレードをもつものになった。最終的には99%の資源利用削減を目指す」とセラレス側はコメントしている。
また、セラレスだけでなくラム最大手のバカルディも、温室効果ガス、ならびに資源利用削減を今年のCSRレポートで宣言している。
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