2013年4月3日水曜日

ミルクが原料のウオトカ「ブラックカウ」、英国で支持集める(スピリッツビジネス)

 英国のウオトカ(ウォッカ)「ブラックカウ」(写真)が、同国内で支持を受けている。イングランド・ドーセットの酪農家ジェイソン・バーバー氏が考案した商品で、原料に用いるのはミルクだ。

 ブラックカウの製造工程はまず、ミルクをカード(凝乳)とホエー(乳漿)に分離。ホエーを発酵させミルクビールを醸造し、それを蒸溜、「秘密のブレンディングプロセス」と3度の濾過を経た後、ボトリングする。なお、カードはバーバー氏がつくるチーズ「1833チェダー」に用い、同チーズは2012年のワールドチーズアワードでチェダー・トロフィーを獲得している。

 ブラックカウがリリースされたのは昨年5月で、当初はイングランド南西部の食料品店などで販売していた。その後、販売先を拡大し、現在では百貨店「フォートナム&メイソンズ」「セルフリッジズ」、バー「サルバトーレ・アット・ザ・プレイボーイクラブ」、レストラン「ザ・ファットダック」で取り扱う。

 アルコール=40%、容量は700ミリリットルボトルと500ミリリットルボトルの2種類。価格は700ミリリットルで27.85ポンド(約3930円)。

MOO-VING ON UP: WORLD’S FIRST MILK VODKA(スピリッツビジネス)


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