2012年1月28日土曜日

NZウイスキー、新蒸留所建設へ(オタゴ・デイリー・タイムズ)

ミルフォードなどのシングルモルトを生産するニュージーランド・モルト・ウイスキー(NZウイスキー)は、年内に新たな蒸留所の建設地を決定する意向のようだ。

Dunedin, Oamaru distillery options(オタゴ・デイリー・タイムズ/ニュージーランド)

その候補地としてオマルーとダニーデンの二ヶ所が候補地に挙げられている。
オマルーはクライストチャーチから南におよそ250kmの位置にある都市で、NZウイスキーの本社が立地している。
一方のダニーデンはそこからさらに100km南にあり、スコットランド系住民の多い街だ。
そもそもダニーデンという地名はゲール語でエディンバラを指す言葉であり、かつてウィローバンクという名の蒸留所が操業していた。
現在、同蒸留所は閉鎖されているが、NZウイスキーが設備を取得し、残ったストックをボトリングして「サウスアイランド」というブランドで販売している。

当たり前のことではあるが、ウィローバンクのストックは販売すればするだけ減っていく。
「我々はこれらのストックがなくなっていくのとともに、生産しなければならないときが近づいてきていると考えている」と同社グレッグ・ラムゼー氏の懸念を示すように、このプロジェクトには170万NZドルの予算が費やされる見込みだ。

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