2014年5月1日木曜日

トマーティン、ラインナップを変更(ドリンクスリポート)

 トマーティン蒸留所(英スコットランド・ハイランド)は、シングルモルト・ウイスキーのラインナップを変更した。「15年」「30年」を廃止し、新たに「14年」(写真)「1988ヴィンテージ」を発売する。すでに同蒸留所のオフィシャルサイトには新たなラインナップが掲載されていることから、変更は本日行われたものと見られる。

 「14年」は、バーボン樽で13年間熟成し、残りの熟成期間をポート樽(30〜40年間、ポートワインの熟成に使用されたもの)でエイジングしたもの。アルコール=46%、700ミリリットルボトルで、希望小売価格=48.99ポンド(約8500円)。米国では750ミリリットルボトルで、希望小売価格=55ドル(約5600円)になるという。

 一方の「1988ヴィンテージ」は、バーボン樽とポート樽の原酒をヴァッティング。ファーストバッチは2500本限定で販売し、アルコール=46%、英国では159.99ポンド(約2万8000円)、米国では250ドル(約2万6000円)の希望小売価格となる(ボトルサイズは「14年」と同じ)。

 同蒸留所のスティーブン・ブレムナー・セールスディレクターは、次のようにコメントした。
「近年、我々の高品質なウイスキーが市場で認められ始めている。特に最近では、今年3月のサンフランシスコ・スピリッツ・コンペティションで、『12年』がゴールド、『18年』がダブルゴールドを受賞した。私は、2つの新商品が既存のレンジにうまくはまるはずだと、自信を持っている。そして最も重要なのは、顧客に(新商品を)楽しんでいただくことだ」

Tomatin makes changes to single malts lineup(ドリンクスリポート)


<関連記事>
トマーチンとグレングラント、同日に声明を発表するも対照的なものに(スコッツマン)

0 件のコメント:

コメントを投稿