2012年3月11日日曜日

イベント情報(WSJオリジナル記事&msn産経ニュース)

春を迎え、これからは出掛けることも億劫ではなくなる日々が続くだろう。
今日で東日本大震災から1年を迎えるが、楽しく明るい気分を少しでも取り戻すために、今回はお酒関連のイベント情報をお届けしようと思う。


WHISKY LIVE Tokyo 2012 & Tokyo International Bar Show
5月5日〜6日 東京ミッドタウン(東京都港区)

これまで東京ビッグサイトで開催されていたウイスキーライヴは、Tokyoインターナショナルバーショーと合体し、ミッドタウンで開催される。
また、開催日も例年は2月下旬だったが、今年はゴールデンウイークの時期となる。
(昨年までは臨海副都心がゴールの東京マラソンと同日開催となることが多く、ゆりかもめの車内はマラソン参加者の汗臭さとライヴ参加者の酒臭さが充満していたというが、今年はそんなことはなくなる、ということだ……)

まず、ウイスキーライヴについてご存知ない方のために説明すると、ウイスキーマガジン(英・パラグラフパブリッシング発行)が主催するイベントで、日本では2000年よりインポーターのウィスク・イーが開催している。
今年は東京の他、ロンドン、ニューヨーク、台北、ヨハネスブルグなど12ヶ所で行なわれる。
ウイスキーライヴの中でも特筆すべきは「マスタークラス」の存在だろう。
蒸留所関係者やブレンダーなどが講師となり、直にそのウイスキーを説明してくれるのがこのマスタークラスだ。
竹鶴や山崎・白州といったジャパニーズウイスキー、そしてベンリアック、キルホーマンなどのスコッチウイスキーはもちろん、ラムやジン、日本酒のマスタークラスも開催予定だから、様々な酒が楽しめる日となるだろう。
(なお、マスタークラスは入場券とは別にチケット購入が必要)

そして同時開催されるTokyoインターナショナルバーショーではコリン・フィールドやアレッサンドロ・パラッツィといった海外のバーテンダーや、後藤健太など海外の競技会で受賞経験を持つ日本人バーテンダーがバーテンディングを披露する。

チケットはタイトルにあるリンク先で購入可能。


長野の酒メッセin東京
5月8日 グランドプリンスホテル高輪(東京都港区)


今年も東京で酒メッセ 長野県酒造組合(msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120311/ngn12031102030001-n1.htm

長野県内の60の蔵元が参加するイベント。
東京での開催は今年で9回目になるという。
具体的内容はまだ判明していないので、詳細が分かり次第、再度、記事を掲載したい。


BUSHMILLS LIVE
6月20日〜21日 オールドブッシュミルズ蒸留所(北アイルランド)


こちらは海外でのイベント。
アイリッシュウイスキーのブッシュミルズは同蒸留所内で音楽イベントを主催する。
アイルランド、英国などで人気のあるアーティストが出演する他、ブッシュミルズのブレンド体験もできるようだ。

ただし、このイベントのチケットは金銭で購入することはできない。
フェイスブックの同イベントページにアクセスした上で、自分と一緒に観たい友人1名の写真、そして、なぜブッシュミルズライヴを観たいのかをアップロードする。
そして、コンペティションの上で選ばれた者がライヴに参加できるという。


WHISKY Festival 2012
東京・大阪(詳細未定)


こちらは秋頃の開催になるかと思われるが、先取りして掲載する。
ウイスキーフェスティバルはスコッチ文化研究所が主催するイベントで、酒類メーカーやインポーターが参加する。
長野の酒メッセ同様、こちらも詳細が分かり次第、あらためて掲載したい。





最後なるが——そして、本日の記事とは直接関係はないが、冒頭述べたように本日で東日本大震災から1周年を迎えた。
スピリッツ業界ではニッカ宮城峡蒸留所の一部に損傷が発生した以外は大きな被害は聞き及んでいないが、日本酒・焼酎の蔵元は今も営業を停止しているところがあると聞くし、業界内の個々人レベルでは人的・経済的被害を受けた方も多くいらっしゃると思われる。
自分自身、震度6弱の地域にいた者として、あらためて「3月11日」を心に刻みたい。

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