2012年3月27日火曜日

テキーラ「ドン・フリオ」創業者、ドン・フリオ・ゴンザレス・エストラーダさんが死去(WSJオリジナル記事)

テキーラブランド「ドン・フリオ」創業者、ドン・フリオ・ゴンザレス・エストラーダさんが20日、亡くなった。
87歳だった。
明確な死因は不明だが、親会社であるディアジオのプレスリリースによると「自然死」であるという。

ドン・フリオさんは1925年、メキシコ・ハリスコ州のアトトニルコという街で生まれた。
おじのホセさんが所有していたテキーラ蒸留所に幼い頃から出入りし、そこでテキーラのつくり方を学んだという。
15歳で父カルロスさんが亡くなったことから働きに出ることになったドン・フリオさんは農場での働き口を見つける。
しかし、その仕事は週9ペソ(当時の貨幣価値、物価等は分からないが、現在のレートで約60円)という報酬であり、テキーラの販売を開始。
これが、テキーラビジネスのスタートだった。
そして1942年、自らの蒸留所を設立。
長期熟成した商品である「1942」や「レアル」をリリースし、「プレミアム・テキーラ」というカテゴリーの成立に大きな役割を果たした。

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