2012年5月3日木曜日

おつまみいらず?の「スモークサーモンウオトカ」(AMOG他)

米・アラスカ州に、アラスカ蒸溜所というスピリッツのメーカーがある。
フレーバード・ウオトカ(ウォッカ)を中心に生産しているが、そのラインナップには「樺の木のシロップウオトカ」や「雑草ウオトカ」、さらには「大麻ウオトカ」(当然、当局の承認を受けている)など、ユニークな商品が並ぶ。
そして、最近リリースされたのが「スモーク(ド)サーモンウオトカ」(写真)だ。

Smoked Salmon Vodka – There’s Something Fishy About This Drink(AMOG)

スモークサーモン風味のウォッカ、サラ・ペイリンらを輩出したアラスカの恵み(GIGAMEN)

風味づけされるサーモンはもちろんアラスカ産だが、その他の原料も地元のものが使われる。
グレーンはデルタ・ジャンクション、ポテトはマタヌスカ−スシトナ渓谷、そしてプリンス・ウィリアム湾にある氷河の氷が仕込水として使われているという。

ボトルのデザインはサーモンを意識してピンクを基調とし、またウオトカの色はロゼワインのような色合い。
フレーバー、というより臭いについてだが、GIGAMENによると「生臭さを消すことが一番の課題」だったことから、サーモンのエキスのみを抽出する方法が取られた。
この点、AMOGも「魚臭さがほとんどない」という評価をしている。

スモークサーモンウオトカを用いたカクテルも考案されており、一方で、パスタのクリームソースの材料として使った人もいるようだ(ともにリンク先参照)。

価格は35.99ドル(約2,890円)。
ただ、米国内の17州とオンラインストア(米国内のみの発送)でしか購入できないのが残念なところ。


<関連記事>
フレーバード・ウオトカ「PB&J」がリリース——ヴァンゴー(タイム)
ペルノリカール「アブソリュート・チェリークラン」をリリース(ドリンク・ビジネス・レビュー)

0 件のコメント:

コメントを投稿