2013年1月22日火曜日

ロンドンで過ごす「バーンズナイト」(フォーブス)

 今週25日はロバート・バーンズ(1759〜1796)の誕生日だ。当日夜は「バーンズナイト」、あるいは「バーンズサパー」という宴を開くのが恒例行事となっている。これはスコットランド域内に限らず、世界中のスコティッシュたちが国民的詩人の誕生日を祝う。

 『フォーブス』に「レター・フロム・ロンドン」という連載を持つファッション・観光ジャーナリストのマリオン・ヒューム氏は、ロンドンのバーンズナイトについて紹介している。

Top Places For A Whisky Tipple To Celebrate Burns Night In London(フォーブス)
http://www.forbes.com/sites/marionhume/2013/01/21/top-places-for-a-whisky-tipple-to-celebrate-burns-night-in-london/

シーバスリーガル 25年 まず、百貨店ハーヴェイニコルズ内「フィフス・フロア・レストラン」でのバーンズナイトは、ブレンデッド・ウイスキー「シーバスリーガル」が協力。オフィシャルサイトによると4つのコースを用意する他、「シーバスリーガル25年」(写真)も提供する。料金は1人=65ポンド(約9200円)。

 ホテル「ザ・リッツ・ロンドン」ではヘッドバーテンダー、ウォルター・ピンタス氏が考案したカクテル「ザ・バルモーラル・トリビュート」でバーンズナイトを祝う。もちろん、ウイスキーベースのカクテルだ。

 最後にヒューム氏はホテル「クラリッジス」で過ごすバーンズナイトを挙げている。同氏によれば、1杯目はシーバスリーガルを用いたカクテル「クラリッジスリーガル」、2、3杯目はシングルモルト、という楽しみ方を薦める。

 日本では馴染みの薄いバーンズナイト。だが、「蛍の光」など有名なバーンズの原詩を読みながらウイスキーを飲むなど、普段とは違う楽しみ方もできるだろう。そして、このタイミングで海外に渡航する方は、各地のスコットランド人とバーンズナイトを共にされてはいかがだろうか。


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