2013年1月29日火曜日

ディアジオ・ワールドクラス、世界大会の概要決定――地中海を巡るクルーズ客船で開催

Azamara Journey 酒造最大手ディアジオ(英)は28日、バーテンダーの技能を競うコンペティション「ディアジオ・ワールドクラス・グローバルファイナル(世界大会)」の開催概要を発表した。期間を7月4日〜9日とし、クルーズ客船「アザマラジャーニー」(写真)で地中海を航行しながら行なう。

 同大会は2009年にスタートし、2011年大会では大竹学氏が日本人として初優勝している。また2012年大会は、「ワールドクラスTVショー」として世界110ヶ国で大会の模様がテレビ放送された。

 今大会は各地区大会を勝ち抜いた50名のバーテンダーが参加予定。競技のプロセスは現時点で発表されていないが、昨年は4日という開催期間中に3つのステージを設ける「ノックダウン方式」を採った。第1ステージで39名から16名、第2ステージでは16名から10名と各ステージ進出者を絞っていき、ファイナルステージで優勝者を決めるという方式だ。また、今大会の審査員はサルヴァトーレ・カラブリーズ氏、上野秀嗣氏らが務める。

 そして「会場」となるアザマラジャーニーは、アザマラクラブクルーズ(米、以下「アザマラ社」)が保有するクルーズ客船。航路は、仏・ニース、モナコ・モンテカルロ、仏・サントロペ、スペイン・イビサ島を巡り、同・バルセロナが最終目的地となっている。アザマラ社のラリー・ピメンテル社長は「我が社は、目の肥えたお客様でも心をつかみ、特別な体験ができるよう取り組んでいる。ゲストに素晴らしいお酒を提供するワールドクラスとパートナーが組め、光栄に思う」とコメントを寄せた。

 日本大会はキリン・ディアジオが主催し、現在、第1次選考が行なわれているところ。3月中旬に実技を含めた第2次選考を行ない、6月上旬に開催する「ジャパンファイナル」で世界大会に進出するバーテンダーを決定する。

プレスリリース

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