2013年1月23日水曜日

ピンサーウオトカ、自社蒸留所建設を検討――原料にミルクシスルなど、「二日酔いしづらい」ことを売りに(ヘラルドスコットランド)

pincer vodka wedding cocktails スコットランドのウオトカ(ウォッカ)・ブランド「ピンサーウオトカ」(写真左上)は今年度、60万ポンド(約8400万円)の売上を目指す。現在は(おそらく)蒸留をアウトソージングで行なっている模様だが、自前の蒸留所建設も検討しているという。

 ピンサーはグラスゴーに住むジョナサン・エンゲルス氏(写真右下)が、学生時代に行なった研究から産み出された商品。エンゲルス氏はハーブやサプリメントとして使われるミルクシスル(アザミの一種。アザミはスコットランドの国花)が肝機能に好影響を与えるという特性に着目し、同じくハーブのひとつであるエルダーフラワーとともにウオトカの原料にすることを考案する。実験の末、「二日酔いしづらいウオトカ」として2009年、事業化した。

an image エンゲルス氏はピンサーの売れ行きについて「著名人がファンになってくれている。スノウパトロール(スコットランド、アイルランドの人気バンド)は1000本もボトルを買ってくれた。ライヴツアーでプレゼントとして配るためのようだ」とコメントしている。

Made from thistles: Scot's new formula for vodka(ヘラルドスコットランド)


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