2012年2月29日水曜日

シングルモルト日本代表は「山崎25年」に——WWA日本地区受賞ウイスキーが発表(WSJオリジナル記事)

ベスト・ジャパニーズ・シングル
モルトを受賞した山崎25年
(ウイスキーマガジンジャパン
オフィシャルサイトより)
ウイスキーマガジン(英・パラグラフパブリッシング発行)が主催する「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2012」の日本地区受賞ウイスキーが28日、発表された。
各カテゴリーのベストウイスキーは以下のとおり。

ベスト・ジャパニーズ・シングルモルト
サントリー シングルモルトウイスキー山崎25年

ベスト・ジャパニーズ・ブレンデッドモルト
ニッカウヰスキー 竹鶴ピュアモルト17年

ベスト・ジャパニーズ・ブレンデッド
サントリーウイスキー 響17年

WWAは2007年より創設されたもので、それ以前に行なわれていた「ベスト・オブ・ベスト」という2年に1度のコンペティションを発展させたもの。
地区別の受賞ウイスキーを選ぶステージ1、2はブラインドテイスティング(銘柄が判らない状態で試飲)で審査される。
そして各地区で選ばれたベストウイスキーは、ロンドンでのステージ3に進出し、カテゴリー毎の世界一を決定することになる。
昨年のWWAでは、ジャパニーズウイスキーが本家スコッチウイスキーを破り、上記3カテゴリーでベストウイスキーに選出された。
また日本製品は選出されていないが、他にもウイスキーリキュール、グレーンウイスキー、そしてノースアメリカン・ウイスキーのカテゴリもあり、計6カテゴリーでコンペティションは行なわれる。

なお、ステージ3には進出できないが、エイジング(熟成年数)毎のサブカテゴリーでの受賞ウイスキーも発表された。
シングルモルト13〜20年カテゴリー、ならびに、ブレンデッド熟成年数表記なしカテゴリーで受賞したベンチャーウイスキーの肥土(あくと)伊知郎社長は、ツイッター上で「ありがとうございます!ここ北海道で、(今後も)おいしいウイスキーが造れるようにいいミズナラ材を手に入れたいと思います」とコメントした。
(肥土社長はミズナラ樽に使う原木を仕入れるため、北海道に出張中)

今年のベストウイスキーは3月23日に開催されるウイスキーライヴ・ロンドン前夜祭で発表される予定。

0 件のコメント:

コメントを投稿