2013年2月23日土曜日

コニャック「カミュ」が創業150周年――記念デカンタ「キュヴェ5.150」をリリース(フォーブス)

 コニャック・メーカーのカミュが今年、創業150周年を迎える。五大コニャックと呼ばれるブランドの中でカミュは唯一、独立系家族経営メーカーの立場を維持している。19日には記念デカンタ「キュヴェ5.150」のリリースにあたり、ニューヨークでパーティーが開かれた。

 カミュの出荷先は東欧とアジアが中心といい、意外にも米国では2010年に初めて正規販売が始まっている。元記事の執筆者であるアンソニー・デマルコ氏は、わざわざ「pronounced “Kah-moo”(『カミュ』と発音する)」と記していることから、米国での知名度は高くないのかもしれない。キュヴェ5.150のお披露目イベントは他の国でも行なわれる模様だが、以上のような背景の中で、米国でのパーティーが世界初披露となった。

 キュヴェ5.150は、シャンパーニュ、プティシャンパーニュ、ファンボワ、ボンボワ、そしてボルドリの5種をブレンド。創業者のジャン・パティスト・カミュから当代であるシリル・カミュ氏までの5代に亘る伝統を表現するもので、熟成年数も合計すると150年になるようにブレンドしたという。1492本限定で販売し、価格=1万3500ドル(約130万円)。

Camus Cognac Unveils 150-Year Anniversary Product(フォーブス/商品画像あり)


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1 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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