2013年2月13日水曜日

バーボン「メーカーズマーク」、需要過多でアルコール度数引き下げへ(CNN)



3月6日追記:メーカーズマークはこの後、アルコール度数引き下げを撤回しました。当該記事はこちら

 バーボン・ウイスキー「メーカーズマーク・レッドトップ」(写真)が、アルコール度数を42%に引き下げる。現行商品は同45%で販売しているが、世界的需要の拡大に対応するため、加水量の増加に踏み切った。

Maker's Mark waters down bourbon to meet demand(CNN)
http://money.cnn.com/2013/02/10/news/makers-mark-bourbon/

 今のところ親会社のビーム(米)や同ブランドからの正式発表はないが、既に販売業者などの顧客向けに通達が行なわれたという。通達では、メーカーズマークのロブ・サミュエルズCOO名で「需要が我々の(生産)能力を超えている」とし、「取り得る解決策を試みた後での」決断である、と説明する。

 同社は商品テストを実施し、アルコール度数を引き下げても味覚に変化はないと説明するが、元記事によるとツイッターやソーシャルメディアでの消費者の意見は懐疑的なものだという。なお、本サイトは日本で代理店を務めるサントリーに事実関係を確認したが、本稿掲載までに回答はなかった。


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