2013年2月2日土曜日

ジェトロとJSSが今年もNYで日本酒・焼酎イベント――タイトルは「サケ・アンド・ザ・シティ」

 日本貿易振興機構(以下「ジェトロ」)と日本酒造組合中央会(同「JSS」)は2月12日、米・NY(ニューヨーク)「アスターセンター」で日本酒・焼酎の体験イベントを開催する。両団体は例年、ニューヨークでイベントを開催しているが、今年はドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」をもじり、「サケ・アンド・ザ・シティ」と銘打つ。

 同イベントでは、2つのセミナーを行なう。

Sake and the City まず行なわれるのが、JSSによって「酒サムライ」に認定されたウェブサイトエンジニア、ティモシー・サリバン氏によるもので、日本酒の飲み方、歴史、製造方法などをレクチャーする。サリバン氏はアーバンサケ・ドットコムというブログを立ち上げ、国際的に日本酒を発信する人物として知られる。

 もう1つはデービッド・ブーレイ氏が日本酒と料理の食べ合わせについて説明するセミナー。ブーレイ氏は辻調理師専門学校(大阪府)と共同で日本食レストラン「ブラッシュストローク」を立ち上げた人物。また、同セミナーでは商取引目的の参加者とプレスを対象にバーテンダー、後閑信吾氏がつくる日本酒を使ったカクテルを提供する。後閑氏はニューヨークにあるバー「エンジェルズシェア」でディレクターを務め、昨年にはバカルディ創立150周年記念のカクテルコンペティションで優勝した。

 「ウォークアラウンド」として、喜多屋(福岡県)、山縣本店(山口県)など16社が出品するテイスティングイベントも開催。参加者が職人に直接質問をすることも可能で、ここでも後閑氏がつくるカクテルが試飲できるという。

 ジェトロの河田美緒エグゼクティブディレクターは「日本から選りすぐった生産者たちの下、(日本酒・焼酎への)テイスティングや認識を深める一日を提供したい」とコメントした。

プレスリリース


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